RIKUIのプログラム
完全訪問型支援となります。発達障害児専門家庭教師です。
お子様への直接支援コース
指導員がお子様に直接指導いたしますが、支援の統一化もあるのでご両親のご協力も必要です。
個別ペアレントトレーニングコース
指導員がご両親へお子さんに合った療育手法を徹底的にご指導させて頂きます。それを、ご家庭で日常から実践していただきます。
個別ペアレントトレーニングとは
RIKUI式のペアレントトレーニングでは主に下記の事を学んでいただきます。
- ご両親の意識の向上
- RIKUI式療育方針
- お子さんに対しての指導方法
- 発達障害への理解
- 療育用具の使い方、作り方
- 脳と神経系の構造
大きく分けて6項目になります。このペアレントトレーニングではRIKUIメソッドのすべてをお教えいたします。そしてそれをお子さんに実践してください。これが出来れば必ず結果はついてきます。トレーニング期間はご家庭の事情によってさまざまになるので、それに合わせてさせて頂きます。
一日のトレーニング時間によりますが通常は大体2日~3日に分けての指導となります。1日で済ませてほしいという方もいらっしゃいますが、その場合は朝から夜まで時間を開けて頂く必要がございます。
ただ、集中力などの問題もあるので最悪でも2日くらいの方が望ましいです。
お電話指導コース
お電話だけでの指導となります。口頭だけでの指導になりますので知育具などを利用した指導が行えません。しかし、お子様の状況を詳しくお聞かせいただき、応用行動分析による対応方法のご指導はさせて頂きます。
お電話悩み相談コース
お電話でのお悩み相談となります。子育ての事だけでなくても愚痴などでも構いません。親のストレスは子供にも影響してきます。吐けるところで吐いておかないと精神的にご両親がやられてしまいます。NLPカウンセラーとして専門的な観点からご相談に乗らせていただきます。
RIKUI独自のカリキュラム
療育方法は様々なものがあります。RIKUIでは施設で実際に行われている療育手法で進めていきます。眼球運動、空間認知、記憶、言語、感覚、などの基礎トレーニングを集中して行います。
先ずはお子さんにはなにが必要なのかを判断させていただき、療育計画を作成させていただきます。
応用行動分析(ABA)
RIKUIのプログラムを受けて頂くなかで必ず必要になってくる知識が、応用行動分析(ABA)です。この手法を皆さんに理解していただく事が必須になります。各コースをお申し込みの際は必ずこの応用行動分析を理解したうえで受けて頂く事になります。お申し込みの際には資料をお送りいたしますのでまずは目を通していただく事から始めて頂きます。その時点でご両親に判断いただきお子様に合っているかどうか、ご家族が実践出来るかどうかご判断いただいて構いません。
※お電話お悩み相談コースは含まれません。
応用行動分析とは
我々の行動は環境からの影響を受け形成され、維持されます。そして発達障害の有無に関わらず,こどもが一番大きく影響を受ける環境は周囲の人、特にご家族です。施設で生活するこどもであれば生活を支援する職員になります。つまり,ご家族や施設職員の対応によってこども達の行動や,将来の社会適応が大きく左右されるということです。こどもが適応的に生活していくために日常生活でどのように関わればよいかを考えていきます。
朝起きてから寝るまで人は様々な行動を行います。目覚ましを止めて、布団から出て、洗面所に行き、顔を洗い、歯磨きをして、家族におはようと言い、椅子に座り、テレビを見て、ご飯を食べて...というように。これらは習慣となっているので特に意識せずに日常行っていますが、全て学習された行動であり、それぞれの行動には機能(目的)があります。応用行動分析学(ABA)は、これらの行動の機能を理解するための枠組みを持ちます。行動の機能が分かれば行動の修正が可能になり、新しい行動を学習させるための方法を考えることができます。行動分析学では、行動が起こる前の状況(A:先行状況)と行動が起こった後の結果(C:結果)という環境との関わりの中で行動を見ます。つまり、どういう状況で(A)、どういう行動を行い(B)、どういう結果を得るか(C)、という行動随伴性の枠組みで行動を見るということです。
簡単に言うと良い行動には結果が伴い、良くない行動に対しては結果が伴わないようにすることです。例えば、「子供がコップの水をこぼす⇒母親が声を出して慌ててかたずける」その行動が子供からしたら楽しく感じることがあります。こういう時の対処法は、「子供がコップの水をこぼす⇒母親が無言で何もなかったかのように対処する」 こうなると子供には楽しみがないので、この行動は強化されません。
このような対処法を日常から行うことによって子供の問題行動を消去していきます。
RIKUIのプログラムではまずはこの基礎となる応用行動分析を学んで理解してもらうところから始まります。