RIKUIkidsでは、追従性眼球運動、跳躍性眼球運動の基本的な眼球運動を大切にしています。
簡単に説明すると、追従性は目で物を追う力、跳躍性は物から物へ瞬時に目を動かす力です。
文字を書いたり、文字をよんだり、人を探したり、キャッチボールをしたり・・あらゆる「目で見る事」にこの運動は欠かせないものとなります。

何よりも先にまずはこの、追従運動、跳躍運動から始めて下さい。

追従運動は「文字を書く前の準備」でご案内していますので、そちらをご覧ください。このページでは、跳躍性眼球運動のプリントをご覧いただきお役立てください。

尚、この工程は「文字を書く前の準備」と同時に進めて下さい。

療育者の指示した文字を子どもに探させていきます。進め方としては、例えば、「あ」を探してと口頭で指示をしたり、言葉がまだ分からない場合は、上記の▢の中の文字を指さしながら「これをさがして」や「あ」と声を出してあげて探させることで、文字の理解にもつながります。

慣れてきたら「あ」「く」「き」の順番で探させたり、「「え」「か」「そ」の順番で探して」と伝えて、10秒くらい待ってから、探させると、短期記憶の訓練にもつながります。

他にも色々な方法はありますが、知育具やこう言ったプリントの使い方は、療育者次第で効果は変わってきます。使い方は一つではないので、療育者自身が子供に合った方法を考えてあげて下さい。

ポイント

  • 必ず文字の理解にもつなげるように行ってください。
  • 慣れてきたら記憶の要素も取り入れてください
  • アルファベットは難しくありません。難しいと思うのは大人の概念です。子供からしたら(特に未就学児)英語でも日本語でもスペイン語でも初めて習うものは同じです。難しいと思う概念は捨てて下さい。

※こちらのプリントもラミネート加工をすると何回も使う事が出来ます。